後悔しない(*^_^*)
ハナサフラン(クロッカス):花言葉「後悔しない」「青春の喜び」
1分で感動「行動する勇気」を読んで 2014.6.9
出典「行動する勇気」杉山大輔 フォレスト出版より
http://1kando.net/17199 (本文はこちらからご覧ください)
・
おはようございます。
後悔することで次につながる経験が出来たことは無駄ではないですね。
「やっておけばよかった」と思うことは、自分の努力次第でまたすることが出来ることもあるでしょうが、「会っておけばよかった」は二度と出来ない取り返しのつかないこと。
後悔ないようにしたいですね。
私は筆不精な方ですが、時々思い出した時にはお友達にメールやお葉書をしています。
初まりはいつも「ご無沙汰しております・・・。」ですが。
それでも、そのお陰で関係が切れずに続いていて、お互いの近況を知ることができて嬉しいです。
昨年、あるお客様がお亡くなりになりました。
ご高齢でしたがお元気で、うちのお店にいらっしゃるのを毎月楽しみにしてくださっていました。
7月にご予約を受けていましたが、検査入院のため変更して欲しいと言われ、私が東京へ戻る都合上8月初めの変更となってしまいました。
しかし、また入院されそれもキャンセルとなり、危篤になったと聞かされたのは中旬のこと。
あんなにお元気だったのに…と思うと胸が張り裂けそうで、行ったり来たりの毎日で無理しないよう予約の日にちを抑えていたことを後悔しました。
あんなに施術を楽しみにして下さっていたのだから無理してでも受ければよかった。
私はそういう人のために頑張ってきたのだから受けるべきだった…。
後悔してもどうすることもできませんでした。
ところが、数日後お嫁さんからお電話があり、「母は今ICUに入っていて意識はないのですが、『ラベンダーさんに電話して』とあんなに楽しみにしていたので、最後に施術してもらいたい」とおっしゃいました。
私は外出していたのですが、もう迷うことなくお引き受けしました。
病室のお客様はむくみがひどく、お顔は面影もないくらいでした。体には30リットルもの水分が滞ったままで、手足はパンパンに腫れ上がっていました。
「おばさん、来ましたよ」私はそう言ってもう意識のないお客様に話しかけながら、1時間半目一杯施術をしました。
「おばさんはここをさするとだるさが取れて気持ちがいいと言っていましたね」と言いながら足の甲をさすると、血圧がどんどん上がり看護師さんが「もう上がらないはずなのに、人の手の力はすごいですね!」と驚いていました。
私は「おばさんはきっと、言葉は喋れないけど気持ちがいいという意識があって、血圧計で『ありがとう』と伝えてくれているのかもしれない」と思いました。
二日後お亡くなりになりましたが、そのお顔は少し水分を抜いたおかげでむくみはあるものの綺麗になっていて、微笑んでいるように見えました。
「もっとしてあげたかった」という思いはありますが、最後に施術させて頂けて自分の中にあった「しておけばよかった」という後悔はなくすことができました。
これはきっと、優しかったおば様の私への最後の贈り物。
「感謝」の気持ちだったのかもしれないと思うと、いつもありがたい気持ちが湧いてくるのです。
後悔先に立たず
だからこそ、後悔しないような生き方をしていこう。
行動することでしか、色々学んで感じることはできませんからね。
今日も今自分がすることを黙々とし続け、たくさんの方々にお会いしたいと思います。
そういう出会いや再会が、私に様々な気づきを与えてくださるのだということを楽しみに…。
ありがとうございます。
☆今日も元気な一日を☆(*^_^*)