尊重と愛情(*^_^*)

　

ワイルドストロベリー；花言葉「幸せな家庭」「尊重と愛情」

１分で感動「悲しみの底でみつけた真実の言葉」を読んで　2015.2.23

「心に響く言葉」より　藤尾 秀昭 致知出版社 2011-09-16
http://1kando.com/22946　（全文はこちらから）　一部引用

「娘の霊にささぐ」　という一文があります。
東京家庭教育研究所を創設した小林謙策氏（故人）の記したものです。
小林さんが家庭における子どもの教育がいかに大切かを身にしみて感じたのは昭和３０年６月、ただ一人の娘に突然自殺されたときからです。
「私は家庭における子どもの育て方に大変な間違いを犯しておりました」と小林さんはいいます。
自身が勝気で負けず嫌いだったから、娘に対しても小さい時から「えらくなれ」といって育ててきた。
大きくなると、さらにその上に「人よりえらくなれ」といった。
娘はあらゆる努力をしても、自分よりすぐれているものが幾多あると知った時、もはやわが人生はこれまでと生きる望みを失い、新宿発小田原行の急行電車に投身自殺をしてしまった。
考えてみれば、子どもは順調に成長してゆけば、誰でも「えらくなりたい」と思うもの。
這えば立ちたくなり、立てば歩きたくなり、歩けば飛びたくなる。
これが子どもの自然の姿です。
子どもは無限の可能性を持って　伸びよう伸びようとしています。
「それなのに自分は愚かにも　娘に『人よりえらくなれ』といい続けてきた。
“自分の最善をつくしなさい”　だけで、娘は十分伸びることができたはずです。
私は娘の死によって、家庭教育の重要性を痛感いたしました」
以後の人生を小林さんは家庭教育の探求と普及に捧げる人生を生きられ、平成元年に亡くなられました。
自分の最善をつくしなさい。
――小林さんが一人娘の自殺という悲しみのどん底でみつけた真実の言葉。
その言葉こそ、人を育てる要諦の言葉であり、自らの人生を懸命に生きているすべての人に贈りたいと思います。

坂村真民さんの詩があります。
「小さい花でいいのだ
人にほめられるような　大きな美しい花ではなく
だれからも足をとめて　見られなくてもいい
本当の自分自身の花を　咲かせたらいいのだ
それを神さま仏さまに　見てもらえればいいのだ」
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こんにちは。
優しくて親思いの子ほどその期待に応えようと頑張りすぎて心を病んでしまうことがありますね。
本当は一番その子を理解し認めて守る存在なのに、親が子供の成長の妨げや重荷になっているなんて、なんともやるせないことです。
「人よりえらくなれ」なんてその基準はどこなのでしょう。
偉いか偉くないかなんて、誰が決めるのでしょう。
世間の目を気にしていては、本当にやりたい夢を目指すことなどできないのではないでしょうか。
どんな小さなことでも成し遂げたり、やり続けていることで認められていくもの。
そんなことにこだわっていたら、一生その人は達成感を味わうことなどできないでしょう。
達成感を感じられない人は、いつまで経っても自分に自信を持てなくなってしまう。
自己評価も低くなってしまうと、自分の経験からも感じます。
どんなことでも１００％を目指すことは大事なことですが、他人と比較するのではなく、今までの自分自身をライバルとして努力すべきです。

誰でも自分の子供には幸せになってもらいたいと思っているもの。
でも、その幸せは必ずしも親が考え感じているものとは限らない。
むしろ違うと思っていたほうがいい。
子供は親のクローンではない。
父の血も母の血も、ご先祖様全ての血を引いているのだから、当然すべてが合わさって全く違った人格となって生まれてくる。
だからこそ、子育ては楽しいのでしょう。
どんな可能性を持っているのか、どんな人生を歩むのか、親が決めるのではなく、見守り危うい方向へ行きそうな時はアドバイスをする。

尊重と愛情をもって、そういう関係を上手に築いていきたいですね。
子供はタカラモノ。
失ってからではどうにもならないし、後悔してもしきれない。
私と縁あって結ばれた人との子供なのだから
選ばれてこの世に生まれてきた子供なのだから
自分の子供を心から信じていくことが、親のできる唯一のことなのでしょうね。
その想いに子供もきっと応える日が来る・・・
伸び伸びと最善を尽くすことの先にある達成感と共に、信じてもらっているという安心感を誇りに感じながら。
ありがとうございます。
☆今日も元気な一日を☆(*^_^*)

手作り栗蒸し羊羹、ワイルドストロベリーの器とともに