気品のある人(*^_^*)
西洋バイカウツギ(西洋梅花空木):花言葉「品格」「思い出」「気品」
1分で感動「武家の娘の心得 ~祖母に学んだ武士道~」を読んで 2014.10.25
致知2014年9月号特集「万事入精」より石川真里子さんの言葉より
http://kando.raindrop.jp/20003 (本文はこちらから)
【弥恵子コメント】
こんにちは。
私は健康番組を観るのが好きなのですが、
先日101歳の男性を観た時、「なんと朗らかでお元気な方。背筋もピンと伸びておしゃべりもハキハキとされて素晴らしい!」と思い、それと同時に威厳のある方だなと感じました。
聞けば長年、町会議員としてご尽力されたそうです。
この方はレポーターの方の「本当にお元気で素晴らしいですね。長生きの秘訣はなんですか。」という問いに対して「はい。たくさんの方に可愛がって頂いてありがたいことです。」とおっしゃいました。
中には「俺は偉いんだ!ここは俺の家だ!」などと年老いてもいつまでも自分が一番と威張っている人もいるでしょう。
でも、彼は何よりもまず、周りの皆さんのお陰で自分が今こうして元気でいられると感謝の言葉を口にされた。とても謙虚な方だなと思いました。
それから一つずつ、具体的にしている生活習慣について教えて下さいました。
一番大事なことは、自分が健康のためにこうしようと決めたことを習慣化するということ。
毎日のお散歩、座るところの前に鏡を置き、背筋を伸ばすように気をつけること。
お腹がしっかり空いてからご飯を少しずつ食べ腹八分目。たくさんのおかずを少しずつ。
自分のことはできる限り自分で という心構えの一つ一つが、 日々を大切に思い 周りの人を不快にさせず煩わせずに生活するコツなのだなと感じさせられました。
そして、好奇心を失くさず、友人達との楽しい囲碁のひと時が、自分を笑顔で心穏やかにさせてくれているそうです。
この1世紀を生き抜いてこられた方にとって、時代は辛く哀しい記憶を刻んだのだろうし、目まぐるしいまでの発展にクラクラするほど激動の時だったことでしょう。
でもきっといつの時もそこに笑顔の自分がいらしたのだなと思います。
そういう方からは、黙っていても気品というものを感じます。
着飾って虚勢を張っても、ことば巧みに人の心を掴もうとしても、気品の感じられない人には魅力を感じません。
本当に精一杯生きてきた全てを身にまとい、 人は表を歩いているものなのだなぁ…
私も武士の血を引く子孫。
祖父は幼い頃厳しく躾けられ、辛くても悲しくても感情を高ぶらせなかった人です。
93歳まで元気で自分のお布団は自分で上げ下げしたり、身なりをきちんとしていました。
そんな祖父の楽しみはテレビを観ることとお酒を楽しむこと。
テレビだけは一喜一憂しながらはしゃいで笑って、CMに答えてみたり一緒になって「ファイト〜!イッパッツ!」なんて言って笑わせてくれました。
気品は一朝一夕で身につくものではありません。
毎日の自分の言動や行動が、薄い膜のように自分の心や体に張り付いて作り上げられていくもの。
どうせ身にまとうのなら 素敵なドレスにしたいものですね🎵