「海の日」に思うこと(。‐_‐。)

北海道　神威岬

朝日新聞　2015.7.20朝刊　折々のことば 鷲田清一より引用

なみだは  にんげんのつくることのできる  いちばん小さな 海です
寺山修司

 

どうしても譲れないこと、受け容れられないこと。あまりに悲しくてやりきれないこと。小さな者たちの小さな、小さな抗議は、けして、けして小さくはない。どっと押し寄せる波に溺れてしまいそうな大海ではなくて、自分たちでじわりじわり広げてゆく海。「小さな海」までひらがなが続くのがいい。「いちばん短い抒情詩」の全文。

「愛さないの、愛せないの」から

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こんばんは。

今日は『海の日』でしたね。

海水浴へ行かれた方も多かったようですが、あまりの暑さに熱中症になってしまった方もいたようです。

水の事故も多くなっているので気をつけたいですね。

「海は広いな　大きいな♪」

海を見るたびについ口ずさんでしまいます。

実際地球の７割は海面なのですから、ほんの３割の陸地で生きている私たちは海を汚さないよう大切にしなければいけませんね。

そうでなければ、海は私たちにたくさんの恵みを与えてくれますが、温暖化が進み海水の温度上昇に伴って大雨を降らせたり、地震による津波が起こったりと、海の神様がお怒りになることもありますね。

 

にんげんにできることなんて　たかがしれている

でも、おおくのにんげんが真剣ななみだを流しながら

こえをあげつづければ　だれも枯らすことができない海のような

おおきなものとなる

何ごとも、真剣なものに敵うものはないと信じている

なみだをいくら流してもいいから、満足できるものを得たい

 

ブログの中であまり、政治のことについて触れたくはないのですが、

安保法案の強行採決によって、安倍内閣の支持率が下がってきています。

若者がSNSを使って、反対抗議のため多く集まりました。

弱い小さな者たちが自国民を守るため、真剣に声を上げているのです。

その数は日増しに増えています。

私も自分の子供や子孫たちを危ない目に遭わせたくはありません。

これらのたくさんの涙の海を前にして、安倍内閣や政治家の皆さんは何を思っているのでしょう。

今まさに・・・だんだんと、もう無視できないほどに、涙を流している者たちは自分たちでじわりじわりと海を広げているのです。

 

安倍首相の「安全な場所で行う」ということば。

戦争中のどこに、その「安全な場所」があるというのでしょう・・・。

知っているのなら、今すぐ戦争真っ只中の国民のところへ行って教えてあげて欲しい。

「安全な場所」などない、それが「戦争」というものなのだと、私は思っている。

自分自身の名を残したいの？

国民を「愛さないの？愛せないの？」