つながらない生き方とは・・・(*^_^*)
水仙:花言葉「自尊心」「自己愛」「うぬぼれ」「神秘」
今朝、NHKの番組で「つながらない生き方」という特集をやっていました。
ちょうどぶっち夫が借りてきた『スマホは捨てろ!』(著 鈴木進介)という本を興味深く読んでいたところなので、すごいtiming!と観てみました。
最近、SNSなどのママ友との付き合いに疲れている人が結構いるそうです。
また、自分自身も「スマホがないと困る!」と漠然と思っていました。
でもよくよく考えてみると、スマホ・携帯がなくても友達関係は切れる訳ではありませんし、実際若い頃は携帯のない時代でしたけどうまくお付き合いをしていましたよね。
スマホの進化とともに、自分が勝手に依存し振り回されていることに気付きました。
番組の中で取材した「脱スマホ・ツアー」とは、最初にスマホを渡しoffにする。
良い景色は写真に収めるのではなく目に焼き付ける。
携帯の地図アプリを使わずに自力で地図を見ながらお店を探すという脱デジタル旅のことです。
スマホを使わないことで周りをよく観察し新たな発見をしたり、参加者同士が話し合うことで仲良くなっていきます。
「スマホとつながるのではなく人とつながる」という楽しさを実感したようでした。
漫画家の蛭子能収さんは、人とつながらない達人だそう。
そのコツは「淡々と深入りせず、変なプライドを持たないこと。自分が弱い立場でいるからもらいっぱなし、やってもらいっぱなしでいい。やってもらったら、『ありがとうございます』と素直に受け取っていれば気持ちが楽。友達よりもまずは自分。自分を一番大事にし優先すること。嫌なことは友達だからこそ断れる。」ときっぱりおっしゃいます。
蛭子さんのいう「変なプライドを持たない」こと。
それは、他人と自分を比較して対抗心を持ったり、自惚れるなということだと思います。
そんなことに一喜一憂していると疲れてしまいます。
人として他人から干渉されず、ブレない自分を誇りに思う自尊心は常に持ち続けていたいものです。
自分の生活なのだから、他人に振り回されず自分のしたいことをしていかないともったいないですね。
自分のための時間はちゃんと確保しないと、あっという間に一日は終わってしまいます。
最近の私は無理せず一日一個。
「今日はこれをしよう!」と朝決めることにしていて、実行することで充実感を味わうことにしています。
そうすると、「えらいぞ!わたし♪」って自分を大切に思えるんですよね。(-^〇^-)~♡
番組の終わりに、夫を亡くした方が、ボーっとする時間を持つことでいろいろなことを考えることができたと言います。
メールよりも手紙を送ることで、友人との程よい距離感を大切に保って過ごしていらっしゃいました。
ときには孤独と向き合うことも大事と・・・。
元々人は独りで生まれ、独りであの世へ旅立つものなのです。
孤独を恐れてはいけないし、慣れすぎてもいけない。
その年代ごとに人付き合いの仕方があるものです。
若い頃は浅く広く…。ママ友はたった数年のこと。
その中から真の友が一人でもできればいい位に思っていると気が楽です。
うちの父は83歳ですが、高校時代からの親友が2人いて、いまだに年2回定山渓温泉旅行をしています。
お互いを気遣うことが自分の長生きの秘訣であるようです。
地元のお菓子を手土産に、お酒が入ると学生時代のように議論を激しく交わし合えることが何よりの楽しみだそう。
ずっと皆さん長生きしていただきたいです。
嫌なことを無理して集っているよりも、ひとりで好きなことをしている方が、のちのち自分のためになるものです。
無理しなくてもいつの間にか頼りになる友ってできるものなんですね。
友達だからこそ、相手の貴重な時間を尊重し邪魔にならないお付き合いのやり方を続けていく。
絶えずつながるのではなく、長い時間のご無沙汰があってもまたすぐ話すことのできるのが真の友達であり、人付き合いの醍醐味でもあるのかなと感じました。
数は少なくとも質の良い友人関係を持っていたいものですね。
ありがとうございます。
☆楽しい一日を☆(*^_^*)