我が家の武士道・・・(*^_^*)
コスモス(秋桜):花言葉「美麗」「調和」「秩序」「宇宙」
1分で感動「女子の武士道」を読んで 2014.11.19
http://kando.raindrop.jp/20382 (本文はこちらから)
石川真理子著『女子の武士道』致知出版社より
【弥恵子コメント】
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おはようございます。
私の先祖も武家でしたので、祖父は武士の心得を受けて育てられたようで、困ったことがあっても慌てず騒がず受け入れるような性格でした。
規則正しく姿勢よく、食事の仕方も綺麗でした。
その生き方は「なんとかなるさ」とマイペースで、30代の父と東京へ行った時には寝台列車の切符を自分は持っていなかったのに駅員さんに「後ろの方にいる息子が持っているから」と言って中に入れてもらい(自動改札になる以前でしたので)一人でさっさと帰宅したそうです。
祖父とはぐれた父は必死に探していたそうです。
まだのんびりとした昭和の国鉄時代の、我が家のほのぼのとした逸話として語り継がれています。
そんな祖父でしたから、優秀な歯科技工士でもお給料に拘らなかったので思うようにもらえず長男の父は苦労したようです。
それでも、「自分の食いぶちは自分で何とかする」という武士の魂を受け継いでいる父は、頑張って大学へ行き大学教授になったそうです。
「だからこの家のものは全て、塵一つまでもパパが稼いだものなのよ(笑)」と母は父のことを誇らしげに話していたものです。
そういう祖父や父を見て育ったからなのか、私自身にも武士の血が流れているのを時折感じます。
人生良い時ばかりではありません。
窮地に立った時にこそ自暴自棄になってはいけないと自然と思いましたし、そう時こそその人となりが現れるものですから、自分の言動や行動には気を遣いました。
子供の前ではやせ我慢というより作り笑顔で過ごしましたが、本当に作っていても笑顔は笑顔。
大人になった息子にその頃のことを聞いても私が泣いていた記憶がないそうです。
「空(から)元気でも元気は元気」
女にも武士の魂は宿るもの。
というよりも、家庭では女の元気が家族のパワーとなるのだから、武士の魂の源はむしろ女性の母性そのものなのかもしれませんね。
自分よりもまず相手のことを考える。
恥を知ること。
そういうことを愛情を持って代々子供に伝えていくことが育てるということ。
子供の体と共に心も日本人の武士道を粛々と伝えていきたいものですね。
ありがとうございます。
☆今日も元気な一日を☆(*^_^*)