美味しい食卓(-^〇^-)
タンポポ(蒲公英):花言葉「真心の愛」「神のお告げ」「別離」
1分で感動「鈴木登紀子さんが語る『料理の心』」を読んで 2014.9.22
致知2014年10月号「生涯現役」より
http://kando.raindrop.jp/18767 (本文はこちらからご覧下さい)
【弥恵子コメント】
おはようございます。
毎日繰り返し繰り返し、今まで何回食事をしてきたのでしょう。
そしてこれから後何回食事ができるのでしょう。
その食事の時間の一つ一つは覚えていないのだけれど、
お誕生日などのお祝いや、お正月、法事の席など特別な行事の時のことは、誰とどんな時を過ごしたのか、その食事の味と共に鮮明に覚えているものですね。
その野菜や果物、お料理が直接大切な人との思い出につながっていることもありますね。
私の場合は、初夏には桃、夏にはぶどう、秋には柿が送られて来る度に、甲府の祖母や叔父達を思い出します。
また、アジの干物を見ると沼津の叔父を思い出します。
さんまの塩焼きを見る度に、父方の祖父が「猫泣かせ」と言われるほど綺麗に食べて満足そうにしていた顔を思い出します。
おしるこを見るとお姑さんの嬉しそうな顔が目に浮かびます。
お赤飯を見る度に、私が19歳の時甲府の祖母のところへ遊びに行き、帰りに持たせてくれた栗と甘納豆入りのお赤飯のおにぎりを電車の中で食べたことを思い出します。
今思えば、どれもこれも味が格別に美味しかった。
それは純粋に喜んで欲しいと思う、相手の真心こもった食べ物だったからなのですね。
豪華なお料理をリッチな気分で頂きたい時もありますが、毎日では飽きてしまいます。
毎日食べても飽きない家庭の味って、世界中の一流シェフの誰よりもすごい腕ですね。
腕より心が優っている料理を囲んでの楽しい食事。
後何回?って考えると、いつ何時その時が途絶える日が来るのかわからないのだから、大切にしていきたいですね。
私が幼い頃、日曜日の朝食の時にはベートーヴェンの「田園」が流れていました。
父ご自慢の大きなステレオから流れる音楽は、ごく普通の朝食をより豊かにしてくれていたような気がします。
そこからは、食事のしつけの他、家族の体を労わる気持ち、食事を作ってくれている母と命をくれた食物への感謝の気持ちなどの多くを学べたからなのだと思います。
そう思うと、食事の時間をないがしろにしないで、ゆっくりと味わいたいものですね。
息子にもそうであってほしいと思っています。
今日は食事に来るので楽しい食卓になるでしょう♬
母であり妻である私は、家庭のシェフ生涯現役!頑張ります!
ありがとうございます。
☆今日も元気な一日を☆(*^_^*)