優しく美しいストーリーを生み出した人「アンデルセン」
1分で感動「晴れた日も曇った日も」
「私の今までの生涯には 晴れた日も曇った日もあった
けれどもすべては自分のためになったのである」
(是久昌信さんの情熱思考メルマガより)を読んで
おはようございます。
世界中の子供や貧しい人に喜ばれて読まれていたアンデルセンのお話。
私が好きなのは、みにくいアヒルの子。
思春期の頃、可愛いお友達がたくさんいる中で、自分の容姿に自信が持てず、「私もきっと大きくなったらこのアヒルの子のように美しい女性になれるかも」と希望を持たせてくれたお話です。
他にも、マッチ売りの少女、裸の王様、人魚姫など、誰でも子供の頃に一度は目にして、涙したり笑ったり心に刻んだ親しみのあるお話ばかりですね。
意外にも彼の初期の作品は、苦境の中では死ぬ以外にそこから逃れる方法はないという貧困への嘆きと、冷たい社会への風刺のような作品が多かったそうですが、段々と死をもちいなくとも、幸せになる術があるというポジティブな作品になっていったようです。
彼はいつも思い通りにいかない境遇の中で、書くことによって自分を励ましていたのですね。
そして、環境が悪い中でも心の持ち方次第で幸せがあることを実感し、多くの人の共感を得られたでしょう。
長い人生を歩んできた人にとって最大の喜びは、人に喜ばれることをしてきたということ。
「私の少年時代は一遍の美しい物語であった
物は無くても人は幸せになれる」アンデルセン(*是久昌信さんの情熱思考メルマガより)
亡くなる寸前のアンデルセンは、それまでの孤独な自分が、多くの人々の支持を受け、喜ばれる作品を生み出したことへの満足感に浸り、安らかに旅立たれたのだと思います。
傲慢になってはいけない。
他人を笑ってはいけない。
困っている人を助けなければいけない。
たくさんの優しさを教えてくれた人。
誰でも自分の物語を生きている。
それを美しい物語にするか醜い物語にするのかは、モノや宝石ではなく自分の心がけひとつなのだと。
童話を読む度にいつも語りかけてくれますね。
ありがとうございます。
☆今日も元気な一日を☆(*^_^*)