劇団茶好きの ティールーム♬

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ふしぎなポケットの中には・・・?

f:id:lavender-yae:20140228160917j:plain(横浜馬車道十番館のビスカウト)

こんにちは。

「ぞうさん」や「一年生になったら」などの童謡の作詞をされた詩人のまど・みちおさんが2月28日午前、104歳で老衰のためお亡くなりになりました。

 

まど・みちおさんは、明治42年に山口県で生まれ、25歳のときに児童雑誌に投稿した作品が詩人の北原白秋に認められ、本格的に詩や童謡の創作を始めたそうです。

平成6年には児童文学のノーベル賞と言われる「国際アンデルセン賞」を作家部門では日本人で初めて受賞しました。

最近では、100歳を記念した新作の詩集を発表し、去年体調を崩されるまで創作活動を続けていらしたそうです。(NHK NEWS WEBより)

 

「やぎさんゆうびん」や「不思議なポケット」など、ちょっとユーモアのある詩、夢のある詩を多く作られ、私ももちろんですが、日本中の子供達に親しまれてきましたね。
100歳を過ぎても生涯現役!素晴らしい人生でしたね。

心よりご冥福をお祈り致します。

今日2月28日は、ビスケットの日だそうです。

今朝ぶっち夫が、FACEBOOKに「今日は何の日」をアップしていて、「吉田茂元首相がバカヤローと発言したバカヤロー解散に由来した」バカヤローの日だそうですが、もっと良い日はないかと調べてみたら「ビスケットの日」だとわかりました。

『全国ビスケット協会が1980(昭和55)年に制定し、翌年から実施。
1855(安政2)年のこの日、パンの製法を学ぶ為に長崎に留学していた水戸藩の柴田方庵が、同藩の萩信之助に、パン・ビスケットの製法を書いた「パン・ビスコイト製法書」を送った。これが、ビスケットの製法を記した日本初の文書とされている。

ビスケットの語原がラテン語で「二度焼かれた物」という意味の「ビス・コクトゥス(bis coctus)」であることから、「に(2)どや(8)く」の語呂合せの意味も持たせている。』(ビスケットの日 - Wikipedia参照)

それで、「ふしぎなポケット」を歌いたくなり、楽しく歌っていたら、訃報をニュースで知り愕然としました。

不思議な巡り合わせもあるものですね。

「ふしぎなポケット」の歌詞は、ご存知ですか。


「ふしぎなポケット」

ポケットの なかには     ビスケットが ひとつ
ポケットを たたくと     ビスケットは ふたつ

もひとつ たたくと      ビスケットは みっつ
たたいて みるたび      ビスケットは ふえる

そんな ふしぎな    ポケットが ほしい
そんな ふしぎな   ポケットが ほしい

ポケットを叩くとビスケットが割れるから、増えていく魔法のように思ったのかなと思いましたが、よく見てみると、「そんなふしぎなポケットがほしい」と言っています。

だから、ポケットの中で割れて増えるのではなく、本当にビスケットが欲しい時に、ポンとたたくとビスケットが増えるポケットがあったらいいなと思って作られた歌なのでしょう。

まどさんは、子供達がたくさんお友達を作れるように、仲良くなった証(あかし)としてビスケットをいつでも分け合えるようにと願って、この歌を作られたのではないかなと思いました。

友達100人出来るかなって勇気と希望を持たせてくれているのですから。

 

私も息子が幼い頃、わざとポケットにたくさんビスケットを入れておいて(カントリーマアムは小分けの袋に入っているから便利なんです。)この歌を歌いながらビスケットを出し続けたら、ホッペを真っ赤にして「すごい!すごい!もううちはビスケット買わなくて良いね。ママのここから出るから」と言ったことを思い出しました。(笑)

あの頃は可愛かったです♡(^_^#)

 

まどさんの考える「ふしぎなポケット」には、お友達がたくさん出来るおまじないが込められていたのですね。

これからも、まどさんの作られた童謡が、たくさんの子供達に歌われて、元気と勇気が与えられるといいですね。

私のポケットの中には・・・「決めたことをやり遂げるやる気」が入っていると良いな。(*^_^*)
みんなきっと、そういうポケットを持っているのだと思いますよ。

あなたのポケットの中には・・・? (●^o^●)b