口は災いのもと・・・?(。-_-。)
こんばんは。
昔から「口は災いのもと」なんてことわざがある位ですから、いつの時代にもたくさんの言葉が様々な騒動や事件の引き金となったり、人を傷つけたり人との争いごとの種となってきたのでしょうね。
つい最近でも、ソチオリンピックの感想で、一生懸命頑張っている選手を揶揄(やゆ)するような言葉を発した政治家の方がいらっしゃいましたね。
なんでも正直に感想を言えば良いというものではなく、公の場ですから、たとえ失敗しても日本国民はみんな君を応援して温かく見守っているよと言って欲しかったですね。
二十歳そこそこの選手の方が、大人の対応で大らかなコメントをして、周りをふんわりと優しい空気で包んでいました。
そういう時に批判を批判で受けて立つのではなく、ユーモアで返せるところが大物の貫録、その人の人柄が表れるものですね。
やはり世界中にファンがいるのもうなずけますね♪\(^o^)/
言葉はコミュニケーションを取るのにとても大切な道具です。
言葉がなくても文字やジェスチャーで気持ちが通じることもありますが、言葉があることでより正確な気持ちを相手に伝えることが出来ます。
それなのに、言わなくてもわかるはずと思って伝えなかったり、言葉足らずな為に誤解が生まれ、関係が切れてしまうことってありますね。
夫婦だからなんでもわかると、会話自体が面倒になってしまう場合もあるようです。
でも、人って勝手ですよね。
自分のことは棚に上げて、「何で分かってくれないの」とか「言わなくてもわかるはずでしょ」と相手のことばかり責めたがる。
その結果、相手の嫌な言葉をわざと言ったり、言葉にトゲが出てきます。
そうなったらもう大変!(>_<)・°°・。
どんどん酷い言葉が交わされ合って、周りも巻き込んでみんなが嫌な思いをする事になりますね。
夫婦は「身内」で遠慮のない関係であると、勘違いしている人が世の中多いですね。
でも、ちょっと考えて下さい。
紙切れ一枚で、身内にも赤の他人にもなる関係って、実はもっとも慎重に付き合わなくてはいけない関係なのではないでしょうか。
血の繋がった家族も同じこと。
身内だからこそ遠慮のない言葉で相手を傷つけてしまう場合が多いのです。
一旦口から出てしまった言葉は、取り返しのつかないこともある。
「親しき仲にも礼儀あり」
身内だからこそ、口に出る言葉をぐっと一旦呑み込んで、優しい言葉を使いたいですね。
結婚式やお祝いの席では「忌み(いみ)言葉」(別れる・壊れる・割れる・重ね重ねなど)に気をつけて、使わないようにしますよね。
それと同じように、他人はもちろん夫婦や家族の間でも気をつける言葉を「嫌み言葉」と名付け、使わないようにしていきたいですね。
それと共に、言葉を変換するということを、自分の頭の中で意識していけばいいのだと思います。
たとえば、「なんでわかってくれないの」→「私がもっとわかりやすく説明すれば良かったね。」
「本当に要領が悪くて役に立たないんだから」→「ゆっくり慎重なのはいいけれど、〇〇までに終わらせてね」
相手に過剰な要求をするのではなく、してくれたなら有り難いという位の気持ちでいれば、どんなことでも腹が立たないものです。
相手視点から物事を考えると、同じことでも違う言葉が出てきますね。
「口は災いのもと」
でも、人の良いところを褒めたり、励ましたり、たくさんの幸せや喜びを運んでくれるもとでもあります。
噂話をするのなら、楽しいお話をして、みんなが笑顔になる良い口でいたいものです。
ありがとうございます。
☆優しい言葉で楽しいディナーを!☆(*^_^*)/オヤスミナサイ・・・♪