劇団茶好きの ティールーム♬

ちょっと一休み.したい時・・・お立ち寄りくださいませ☆彡(*^_^*).

銀座三越  【ハロッズ・ザ・プランテーション ルームス】

こんにちは♪
今日のアフタヌーンティーは
銀座三越4F 【ハロッズ・ザ・プランテーション ルームス】 
アフタヌーンティーです。
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これで二人分です。
☆上段
ヴィクトリアケーキ
バナナとクルミのチョコブラウニー
レモンメレンゲ
プチシュークリーム
モンブランタルト
グランベリーとクリームチーズゼリー
☆中段
スコーン (プレーン or レーズン)
イチゴジャム・クロテッドクリーム・りんごコンポート
☆下段
サンドウィッチ3種
(キュウリ・サーモン・生ハム)
紅茶と共にゆっくりと頂きました。
中でも、ヴィクトリアケーキは美味しかったです♡だーい好き♡ヽ(*´∀`)ノ
アフタヌーンティーは2時からで、前回は長蛇の列で諦めたので今回は1時過ぎに行き、紅茶で歓談しながら待たせていただけました。
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帰りにFANCLビルに寄り、【実りの秋のオータムガーデン おとぎの国のハロウィン】を堪能して来ました。
今日から12日までやっているそうです。
とてもウキウキする可愛らしい小さなガーデンですよ♪
お店の方がワザワザハロウィーン帽子を被せてくれて、写真を撮って下さいました❗(*^O^*)
幼馴染みとのツーショットは何十年ぶりのこと!嬉しいなぁ✨❤( 〃▽〃)
銀座の道ばたで、ラジオ番組の秋に関するアンケートに答えてきました。
なのに何の番組か聞いてくるのを忘れてしまったわ!(;゜∀゜)マッイイカ!💦
楽しいディナーを!

最高の会話~♪(*^_^*)

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へレニウム:花言葉「寛容な心」「上機嫌」

朝日新聞2015.9.21 朝刊 折々のことば より引用
 
何度、行っても…、覚えて、もらえない(略)ゾクッとするんですよ。毎回、まっさらで向き合えるってことに
砂連尾理(じゃれおおさむ)
 認知症の人とのダンスを試みてきたこの現代舞踊家は、伝わらないことそのことに魅せられた。「共感」ばかりが求められる時代、思いが通じないもの、自分では捉えきれないものの魅力がひどく削(そ)がれてきたのでは? 
このことば、共演した看護師の西川勝さんがせんだいメディアテークの定期刊行本「ミルフイユ」03で引いている。(鷲田清一
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
こんにちは。
この言葉を見た時、かつて出会ったお客様のお顔がパッと浮かびました。
「そうだったんだぁ・・・」
そのお客様と毎回向き合う度に感じていた妙な高揚感。頭の芯のところが「シュン」とするような感覚・・・。
それが何か分からないでいたけれど、今やっと理解できたような気がします。
 
お寺のご住職をなさっていたお客様はお話が大好きで、以前に書かせていただいた戦争体験を何度も語って下さった方。
私の仕事をよく理解できないので、奥様が「足の診療所ですよ」と伝え、私が車で送り迎えをしておりました。
いつも治療と思っていて、足湯をする時には必ず「よろしく頼みます。あんたはここで仕事をして何年になる?」と聞き、壁に掛かっているラベンダーの花の写真を見て「この花はなんという花かね?初めて見るが・・・。」と尋ねます。
私が「お店の名前でもあるラベンダーですよ」というと、「へぇ~。紫色が鮮やかで綺麗だね。初めて見た」とすごく驚きながら笑うんです。
それから施術が始まると、最初は緊張しているのですが、段々とお話が止まらなくなり、その後気持ちが良くなりお眠りになるのでした。
最後にお茶とお菓子をお出しすると、ご住職の頃からの習慣で懐紙にお菓子を包みお持ち帰りになりました。
「このお菓子は家内と私の好物なんだ」といつもおっしゃりニコッとされるのが印象的でした。
「主人が毎回同じ話ばかりするから困るでしょう・・・。認知症になっているので話したことを覚えていないの。ごめんなさいね。」と奥様はいつも戻ってきた夫を迎える度に私に謝るのでした。
でも、私はむしろその儀式的な行動と対話が楽しいと感じていました。
次にくる言葉はわかっています。
「あんたはここで仕事をして何年になる?」 
「この花はなんという花かね?」「このお菓子は家内と私の好物なんだ」
その度に私も何度同じお返事をしたことでしょう。
嫌だと思わずお付き合いできるのは、お金を頂いているお仕事だからなのかもしれません。
だけど、万里の長城での戦争体験を伺うととても興味深く、心から何度も聞きたいと思いました。
普通の方なら同じ話を毎回聞かせてくださいとお願いすると嫌がられるでしょうが、この方にとっては毎回初めてと思っていらっしゃるので、話をすることが嬉しそうでした。
「戦争という辛い中にも、戦友と軍歌を歌った楽しい思い出がある」
そこで感じたのは、同じ話でも回を追うごとに詳しくまた前回は忘れていたことも新たに加わっているということでした。
・・・あぁ、そうか・・・
その時々の体調や気分によって、まったく同じということはないのだな・・・。
それにつられて私の説明も詳しく、時には相槌を打ったりして話が膨らむこともありました。
「一期一会」
どんな人との出会いもその機会は一回限りであるということ。
この方にとっては、私は毎回初めて会う人。
だからこそ、相手からの問いには最高の返答をしなければ・・・。
私は自分の接客をこの方に試され訓練を受けているようにも錯覚しました。
「初心忘れるべからず」
慣れる事と馴れ合いになることは違う。
仕事に慣れても、お客様とはなぁなぁの関係になってしまってはいけない。
それだけに、お帰りになった後は、妙な達成感もあったりして。
私の返答、接客態度はお客様の心に届いたのでしょうか。
 
その方はもうこの世にはいらっしゃいません。
奥様の二ヶ月後にあの世へ旅立たれました。
きっとご夫婦であのお気に入りのお菓子を召し上がりながら笑っていらっしゃるかもしれませんね。
「本当はあんたと何度も何度も会って語っていたのだね」と。(*^_^*)
 
両親も高齢になり、同じ話を繰り返すようになりました。
でも、まったく同じ話じゃないんだと、色々興味を持って聞いてあげたいですね。
どうせ会話をするなら最高の会話にしたいですしね。
そこから素敵な笑顔が生まれるかもしれませんから。(*^_^*)