劇団茶好きの ティールーム♬

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クロッカス:花言葉「青春の喜び」「切望」

 1分で感動「10年間、馬鹿になって突っ走った」を読んで

1分で感動「10年間、馬鹿になって突っ走った」2015.1.29より一部引用

致知2015年2月号特集「未来をひらく」より

http://1kando.com/22732  (本文はこちらから)

 

「青春というのは意味のあることを成し遂げることじゃない

どれだけ馬鹿になれたかどれだけ純粋で一途になれたか

それがあの背丈を越えるボツ原稿だとしたら捨てたもんじゃないと思いますね

青春時代にすべてを完成させようと思っているとチマチマと小さくまとまった生き方になってしまうだろうと思うんです

けれども私は10年間馬鹿になって突っ走った

これはなかなかのものだと思うんですよ

やってる最中はとんでもなかったですけど(笑)」

(北方謙三)

こんにちは。

若い頃は何かひとつ人より突出したものがあると、自分は才能があると考えがちですが、持って生まれた才能を開花させるには、その他にも多くのものが必要なのですね。

北方謙三氏も類に漏れずご自分のことを天才だと思っていた。

でも、若い頃溢れた文才も色々な経験がなければいずれは枯れてしまう。

経験が多いほどに、小説の幅が広がりを見せる。

人間の幅が広がり豊かな人となっていくことと同じなのでしょうね。

 

「若い時われわれは学び、年をとってわれわれは理解する」

byクリストフ・エッシェンバッハ (ドイツのピアニスト・指揮者)

 

若い頃の苦労は買ってでもしろ・・・と言いますが、それはその時には辛いだけの思い出であっても、年を経た時に「あの時のアレはこういうことだったのか。このために経験したものだったのか」と理解し大切な宝となるのですね。

経験と共に必要な才能は、作家 渡辺淳一氏のいう「鈍感力」というものなのだと思います。

どんなに才能溢れた人であっても、他人の心無い言葉や叱責、認められないことに苛まされて、凹んで挫折してしまっては何事も達成できません。

他人の気持ちを慮れない人も困りますが、少し位鈍感な心の方が図太く諦めずに突き進めるのだと渡辺淳一氏はおっしゃっています。

北方謙三氏も10年間書き続け突っ走った。

良い鈍感力を身につけていらっしゃるのですね。

私はどちらかというと人の言動に敏感で傷つきやすいほうだと思っています。

色々転勤等で知らない土地を行き来したので、数年間の人との付き合い方の為でもあったのだと思います。

出来るだけトラブルのないよう、浅く広く楽しくと・・・。

でも、どこにでも必ず自分とは合わない人がいる。

相手の気持ちばかり優先では自分が我慢するだけになってつまらないですね。

 

『四十歳は青春の老年であり、五十歳は老年の青春である』

粋な西洋のことわざです。

今年五十歳にしてまたまた青春の始まりです。

図々しいオバ様にはなりたくないけれど、心を太くたおやかに、色々なものを包み込める女性でありたい。

断捨離というけれど、モノだけでなく心に溜まった垢も落とし、嫌な記憶を捨て去れるよう努力していきたいものです。

少しずつでも鈍感力を身に付けつつ、自分がやりたいことを自分が納得するまでやり続けていきたいですね。

ありがとうございます。

☆楽しい明日を☆(*^_^*)