劇団茶好きの ティールーム♬

ちょっと一休み.したい時・・・お立ち寄りくださいませ☆彡(*^_^*).

父の仕事(*^_^*)♫

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カキツバタ杜若燕子花かきつばた):花言葉「幸運がくる」「幸運」「雄弁」

 

こんにちは。

10日に行われるノーベル賞授賞式のためスウェーデンを訪れている、名古屋大学の天野 浩教授ご一家の様子がテレビで微笑ましく放映されていますね。

奥様はノーベル賞のメダルをかたどった1個240円のチョコレートを600個も購入したそう!!

それだけでも11万円以上ですごいなぁと思うけれど、奥様はロシアの日本語教師をなさっているからお土産を差し上げる友人もきっと多いのでしょうね。

ノーベル賞メダルチョコはどんなお味がするのかな♡

お土産に頂いてももったいなくて食べられませんね、きっと♫(´∀`*)

天野教授の子供さんたちが、お父様の特別講演を初めて聴講されたそうで「これが最初で最後です。椅子にサインしているのを見たり講演を聴いて、改めて父はすごいことを成し遂げたのだなと実感し益々尊敬しました。」とお話されていました。

思い起こせば、私も大きくなるまで父が教師だという認識だけでしたが、

会社員時代に車で父を大学まで送った時に初めて父の講義を覗き、一番後ろでこっそりと聴講したことがあります。

思いがけず満杯の聴講者たちにまずは驚きました。

父の専門は時事英語でしたが、ゼミでビートルズの歌詞を訳して理解しよう!ということをしたり、楽しい講義であっという間だったという記憶があります。

その講義の中で印象深く覚えているお話があります。

父「私が学校に来る途中、ある会社名のビル広告塔が目に入ったのですが、その字に一文字加えるとある国の名前になります。

皆さんわかりますか。・・・その会社とは農業機械のyanmar(ヤンマー)です。

では何の文字を加えると国名になるでしょうか。・・・・・

答えは「M]です。ビルマは今年ミャンマー連邦に国名を変更しましたね。

そんな風に町の中を見渡してみると面白い発見があるかもしれませんよ。」

生徒たち「ほぅ~!!なるほど・・・」(笑い)

(*ビルマ語による名称は1948年の独立時からずっと「ミャンマー」でしたが、国際社会では英語名称の「Burma(バーマ)」で知られ、日本でも「ビルマ」と呼ばれてきました。しかし、1988年9月に民主化運動を封じ込めて登場した軍事政権は、翌1989年6月に突然、英語の国名を「バーマ」から「Myanmar(ミャンマー)」に変更すると宣言しビルマ語の国名も英語の国名も「ミャンマー」に統一)

父は昔からオヤジギャグが好きで家でもよく言っていましたが、家族の反応はいまいちでした。

でも、ギャグは言葉遊びでパズルのような楽しいものなのだと父から教わったのでした。

若い頃は言うのが恥ずかしかったですが、最近では脳トレを兼ねて頑張って考えています。o(^▽^)o

それから、ビートルズの「Let it be」のお話の時にはこういうお話をしました。

父「Let it be、あるがままに、何とかなるさ・・・ということですね。

うちの父は武士の出で幼い頃は乳母に育てられて「若さま」だったそうなので、何が起きても動じず「あるがままに受け入れる人」なのです。

それで実際何とかなっているのだから、大変な時でも無理にあがいてもどうにもならない。人生ってそういうものなのでしょう。(笑)」

今まで私がいつも元気で生きてこられたのは、祖父から父へそして私へと脈々と受け継がれてきた

そういう考え方とギャグという楽しい言葉遊びのおかげなのだなぁと改めて実感しました。

そして、家とは違って生き生きと講義をしている父を見て、心からカッコイイと思いました。

 

先日テレビである芸人さんと結婚された元女性アナウンサーの方が「夫は英語が出来ないので、もし息子が英語を喋って父親を馬鹿にしたら困るので、英語にはしばらく触れさせない。夫は普段全身タイツ履いたりするから。」とおっしゃっていました。

それはちょっと違うんじゃないかな・・・。

どんな仕事でも一生懸命家族を養うため頑張ってくれている父親の姿を見せて、「お父さんは私たちのために頑張ってくれているんだね」と母が教育することが大事なんじゃないのかな、と思いました。

実際「ダチョウ倶楽部」のリーダー肥後さんの奥様は子供さんにそう言って育てて父の現場の姿を見せたそうです。

子供さんは現場での裏の顔の父は、周りのスタッフにも気を遣い、皆さんからも丁重に扱われていてかっこよかったと思ったそうです。

北野武さんも映画監督として世界に名を馳せていてもなお、かぶりものでお茶の間の皆さんを楽しませ自分自身も楽しんでいらっしゃいます。

自信を持ってやっている姿ならどんな姿も猛々しく輝いているのでしょう。

親の働く姿を見せることって大事なんじゃないかな。

外と家のon、offがあるんだということを子供にも教えることで、家で甘えて寛いだら、外ではどんなことでも頑張れる人になれるのではないかなって思うのです。

そういうことのできる人は、うちの父や夫のように家庭を守れる人となれるのだと・・・私は思います。

ありがとうございます。

☆今日も元気な一日を☆(*^_^*)