感情の扱い方(*^_^*)
花言葉は「真心の愛」、「思わせぶり」
1分で感動「花のように、生きる。」を読んで 2014.11.1
臨済宗全生庵住職、平井正修著『花のように、生きる。』幻冬舎より
http://kando.raindrop.jp/20113 (本文はこちらから)
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[弥恵子コメント]
「不落因果(ふらくいんが) 不昧因果(ふまいいんが)」
こんにちは。
嫌なことや嫌な人にあうと、いつまでも負の感情を引きずってしまうことはよくありますね。
でも、そういうことでグジグジしている自分にまた自己嫌悪して益々落ち込み、一日を台無しにしてしまう。
良いことならずっと心の中に留めて温めておけるけど、
悪い感情は振り払おうとすればするほど湧き上がり、やがて心にねっとりとへばりついてしまうものなのですね。
そうならないためには、まずは心のままに妬み、嫉み、憎しみを持っている自分を自覚して、それから放り投げる。
でも、こだわりを捨て放り投げるということほど、難しいことはないですね。
それが簡単にできるのなら、人はみな日々楽しく過ごせるのでしょうから。
相田みつをさんは詩の中で
『花は ただ咲く ただひたすらに
ただになれない 人間のわたし』
『人間はねえ
自分よりも 人のほうがよくなると
おもしろくねえんだなあ
人間のわたし』
と言っています。*引用[著:相田みつを「空を見上げて」]
本当の自分を明け透けに出せずカッコつけようとするからおかしな事になる。
人と比べて優劣をつけたがるから、他人を羨み成功を妬むという気持ちになる。
でも、それが人間の本性なのですね。
人間の感情には直接感情と間接感情があり、喜怒哀楽の直接感情の他、「自負、名誉、虚栄、愛、嫉妬、憐れみ、悪意、寛容」など複数の性質を伴う間接感情はその人の成長の過程で必要なものであり、その結果として親切心や正義感などが育まれ社会生活を送れるようになります。
良い感情ばかりしか知らなければ、世間知らずで騙されたりすることもあるでしょう。
人間だからこそ、自ら悪い感情を体験し、他人を羨むことから成長してもっと自分も頑張ろうという気持ちになることができる。
そういう中で自分を成長させていくことが「生きる」ということ。
そう考えると悪い感情もなくてはならないものなのでしょう。
自分の自然と湧き出る感情をごまかさない
でも、それを他人には見せない 相手を不快にさせることはしたくないから。
立派で素晴らしい相手を超える自分になりたいと目標を持てば、他人を羨み妬んでいる暇などないことに気づくでしょう。
そうやって、ただ精一杯咲いている花のように、ものごとにとらわれずに自分らしく生きていきたいものですね。
そして、どんな時も友達の頑張りや成功を喜べる人でいたいと思います。
それはきっと、未来の自分の姿なのかもしれないですからね。
ありがとうございます。
☆今日から11月、3連休ですね。今月も宜しくお願い致します。
楽しい一日を!☆(*^_^*)
*哲学者:デヴィッド・ヒューム『人間本性論』参照